こんにちは。河上です。今回は、翻訳業界や翻訳事務所の最近の実情を少しお伝えできればと思います。
<トピック>
・今後のグローバル化と継続する翻訳ニーズについて
・多様化する言語化の手段とは
・CMCの今後の対応について
昨今の新型コロナウイルス感染症による影響で、日本経済は大きなダメージを負いました。しかしながら、グローバル化が見直されることがあっても、止まることはありません。今後経済が建て直されていく過程の中で、国を越えた取引や、国内の外国人の需要への対応は当然ながら継続していきます。同時に、企業の翻訳に対するニーズも、今後も継続して生まれていきます。
しかし、ここ数年で、企業の言語化の課題に対する解決手段は多様化しました。企業が、私たちのような外部の翻訳業者だけに委託するとは限りません。外国人や帰国子女といった人材を積極的に採用し、そのスキルを社内で活用したり、AI翻訳や機械翻訳を駆使してまかなう企業も益々多くなるでしょう。
私たちCMCも、日々営業活動を行いながら、お客様の生の声を聞かせて頂く中で、このような翻訳ニーズの変化を強く感じております。具体的には、内部のリソースと外部リソースである私たち外部業者との併用や、使い分けを希望する企業が増えている傾向が見られます。今後、翻訳事務所は、企業の様々なニーズに応えられるように、柔軟に変化・対応していかなくてはなりません。
CMCに問い合わせや見積もり依頼をされたお客様に、その理由を訊くと、以下のような回答を頂くことが多いです。
- 内部で翻訳するには量が多く、プロジェクトの締め切りに間に合わせるため。
- 内部で翻訳しようと思ったが、より高い品質を求めたいと思ったため。
- 内部に翻訳できる人材はいるが、別の業務を優先させるため、今回は外部に委託したい。
- タイ語の翻訳者は社内にいないため、外部にお願いしたい。
また他にも、以下のような英文校正に対するニーズもよくあります。
- 一度別の外部業者に委託したが、納得のいく品質ではなかったので、再度チェックしてほしい。
- 社内の人材で翻訳を行ったが、対外向けとして使えるものなのか、一度チェックしてほしい、等々。
CMCでは、お客様の様々なご要望に柔軟に対応できるよう、様々なリソースを準備しております。お気軽にお問い合わせください。
CMC Language Services